手芸・手あみのQ&A 手あみ糸に関するご質問

Q12
糸が非常に簡単に切れてしまう・・・
A12
無撚り(ロービング)や単糸撚りで撚り戻りがある糸に良く起きる「素抜け」と言う現象だと思われます。
糸は例外を除き羊毛や綿の様に短い繊維を撚り合わせて作られています。通常、下撚りした2本以上の糸を上撚りする事で撚り戻りを抑えて糸としての強度を保っていますが、その様な構造をしていない無撚りや単糸撚りの糸では糸としての引っ張り強度は大変弱くなります。従ってこれらの糸を編む際には、意識的に少し撚りを掛けながら余り強い力を糸に掛けない様にして編む事が必要です。
またそこまで簡単に切れないにしても、毛糸に多い梳毛糸に比べて紡毛糸(ツイードなど)は強度が弱いなど、糸の紡績方法の違いや素材の違いによっても強度はかなり異なります。その糸の性質に合わせて、前述の様に撚りに注意して力を加減しながら編み上げて下さい。糸の引っ張り強度が弱くても、編み上げられた時には編地としての強度が出ますので、よほどの事がない限り問題はありません。

たのしい手芸のハマナカ